続・みずうみ

映画のことを中心に、小さく平凡な毎日の中で自分が感じた色んなことを、湖のような落ち着いた心持ちで考えていきたいと思います

ヨガ、相談室登校

昨日は公園ヨガの日。いつも昼まではのんびり過ごすことが多いので、ヨガの日だけは準備でばたばた。

自分の持ち物は、ヨガマットとタオル、道中聴くポッドキャストの音源、氷をたくさん入れた水筒くらいだけど、自分より赤ちゃん周りの用意が大変。赤ちゃんって本体さえ運べばいいのではなくって、アメニティが何しろ多いのだ。

おむつ、おむつを入れる袋、おしりふき、帽子、着替え、上着、水を入れた哺乳瓶と赤ちゃんせんべい、液体ミルクに専用の乳首、かじって遊ぶおもちゃなど。

 

通い始めて3ヶ月になる。赤ん坊はこのヨガクラスの雰囲気にすっかり馴染んで、ぐずることもなく落ち着いて過ごしてくれる。1時間、自分の身体感覚に集中できるって、今の生活ではとても贅沢なことだ。

 

もう日差しが痛いくらいのこの頃だから、松林の涼しい木陰に移動してヨガをした。目を瞑ると、鳥の鳴き声。家の庭で聞く声と違う力強くて大きな声、きっと大きな鳥なんだろう。

鳥の声を聞くとちょっと心がきれいになる心持ちがするので、普段から意識して鳥の声を聞く。それと深呼吸をすることは、ささやかで大事な習慣。

汗をかきかき、みっちり太陽礼拝を何セットも丁寧にやって、生き返ったみたいな気分で帰途についた。ありがたいなあー。

帰り道に、花屋さんでバジルとゴーヤの苗を買った。

 

午後、おっちんの心理の先生と電話で面談。

先週から二度ほど、おっちんは急に思い立って中学校の相談室に登校した。それを知って先生はちょっと嬉しそうであった。高校のこと、将来のことをおっちんなりに具体的に考えて動いていることがいいですね、と。

 

「塾の宿題が多いんだけど、家ではどうしても勉強がはかどらないから、学校なら進むかなと思って。それに、学校ならただで勉強を教えてもらえるし」というのが彼女の動機。図書館か学校かどっちでもいいけど、強制力が強い方が勉強するかなと思って、と言っていた。

それと、最近ひとりカラオケにはまっているので、新しい生徒手帳が欲しいらしい。

 

おっちんは、中学校に変に期待されるのも困るし、プレッシャーを感じてつい無理をする流れにはなりたくないということで、あらかじめ担任の先生に電話で交渉をしていた。

「あくまで今後も主軸はフリースクールで、フリースクールのない日で無理のない日・無理ない時間で参加します、前日に連絡すれば参加できますか?それから、朝早いのが苦手なんですけど、この時間に行ってもいいですか?」

 

そうした経緯を心理の先生に説明すると、先生はいたく感心していた。先生はガーッと盛り上がって急に頑張りすぎて、そのうち何もかも嫌になってやめてしまうというおっちんの特性をよく分かっているので、おっちんが自分の欠点を知った上で、工夫して自分で対処していることをほめてくださった。

 

 

今回、久々に学校に行ってみた事はおっちんにとって色々実験だったみたいで、帰ってからあーだこーだ自分が感じたことを喋っていたが、彼女はもう今では完全に中学校という枠組みの外からクールに学校というものを眺めているのだなと感じた。

本来、義務教育は子供の権利なわけだけど、今の日本ではそんなそもそも論、当の子供たちにピンとくるはずがなくて、「やらされている」「やらないと大変なことになる」という意識で勉強している子供が大半だと思う。自分なんて大学生の半ばまでそんな感じだった。

おっちんは14歳にして「ここならタダで教えてもらえる」という域に達したか・・・(苦笑)。自分のコンディションを守りながら、活用できるところだけ活用させてもらうというしたたかな姿勢はいいのではないじゃろうか、と思っている。

 

それというのも、春休みから通い出した塾の先生(この道30年以上のおじいさん)とおっちんが気が合っていること(毎回授業の後に30分とかおしゃべりしてるらしい)、その先生が今のおっちんの立ち位置とやるべきことについて現実的に、フラットに示してくれているからなんだろうと思う。今後も学校に関わらずに、自分の人生の駒を次に進めるための具体的な見通しというものを初めて立てることができたのだ。

 

ま、予想通り中学校はおっちんにとって合わないところであり、学校の先生たちは彼女にとってはズレていて色々気に食わないみたいだから、「やっぱ図書館でいいや」となるかもね、と思いつつ見ている。