続・みずうみ

映画のことを中心に、小さく平凡な毎日の中で自分が感じた色んなことを、湖のような落ち着いた心持ちで考えていきたいと思います

ばかなのかなばかなんだろうな

緊急事態宣言が6/20まで延長されたという。

そして、緊急事態中であってもオリンピックはやるという。

ほんとうにほんとうに、ばかみたい。

 

まともな補償もなく、同調圧力で休業/時短営業させられている業態については死活問題だが、自分周りの街中の風景には、取り立てて変化はない。車も多いし、人出も普通に多い。

どこへ行くにも皆ほぼ完璧にマスクをつけているし、非難を受けそうな局面においては配慮をするポーズを取るけれども、内心はあっそう、と聞き流すくらいのノリで、実際は普段通りの生活をしているように見える。

(もちろん、これはあくまで私が住む東京近郊地域の話で、地方によって状況はさまざまだと思う)

 

そりゃそうであろう。

何も身勝手に欲望のままに振る舞いたいとかではなくって、アジア系遺伝子により適応したインド型の変異ウイルスに不安がないはずはないし、医療の逼迫に加担したくはない、そう多くの人は考えていると思う。

しかし、政府の言う場当たり的で自己都合で特定の分野は平気で免責するといった、非科学的でご都合主義的な対策に実際的な効果があるとはとても思えない。

「マスクをしていたから濃厚接触者ではないということにする」なんて、いつの間にマスクがそんな万能なものになったんだろうか。そういうことにしたい、そう思いたいからその設定でやっている。

実際は、マスクの効果は非常に限定的なものだということが分かっているのに、その事実は見ないことにしている。

静かで閑散としていても美術館や本屋や実質強制的に一律休業させられ、混雑した電車や遊園地みたいに混んでいるスーパーや五輪関連のイベントは放置。実際は普通に市中にコロナウィルスは拡散され続けているんだろうなと思わざるを得ない。こんなやり方では、感染したくなくても避け難く感染するときはしてしまうであろうと諦めるしかない。

効果がないだけではなく、有害だ。

文化や芸術の分野が目立って自粛を強制されていることには、この国の「楽しむことは罪である」という思想が見え隠れする。欲しがりません勝つまでは、みたいで、本当に気持ちが悪い。

さらに、多くの人が「火事場泥棒」と表現していたが、国民にここまでしか強制できないのは憲法のせいかのように言って、この機に乗じて改憲を進めたいと言い出している。

こんな恣意的で、科学的な根拠もなくて、やってます感の雰囲気を演出したいばかりの戯言を真に受けて、生活に負荷をかけてまで頑張ろうなんて・・・、なる訳がなかろうもん。

 

国民に危機感や緊張感が足りないとか言って叱りたそうにしている政治家って、無能な上にどこまでも不遜で、ばかなのかなばかなんだろうなと思って静かに傍に追いやって、粛々と自分の暮らしを営んでいる。