続・みずうみ

映画のことを中心に、小さく平凡な毎日の中で自分が感じた色んなことを、湖のような落ち着いた心持ちで考えていきたいと思います

耳を覆う暮らし

今日で4月もおしまい。ゴールデンウィークに入っているということだけど、実感ゼロだ。

畑の仕事もひとまず今日にて終了、気持ちを切り替えてまた前に進もう。

 

ゆうたがおとといバイト代でネット注文したSONYノイズキャンセリングヘッドフォンが朝届く。1ヶ月のバイト代3万円をつぎ込んで。おしゃれには一切興味がなく、穴のあいたくつしたを平気ではき続けているような人だが、裕福な家に育ったわけでもないのに、そういうところには躊躇なくぽんと大きなお金を使ってしまうところがいかにもゆうたっぽい。

 

最近のゆうたいつもは昼前に起きるんだけれど、今朝は楽しみすぎてインターフォンの音で起きて、すぐに起き出してきた。

「さて、それでは開封してみましょう〜 おっ、思ったより重いですね」と実況しながら開封Youtubeの見過ぎ。

いろいろ機能を試して遊ぶ。

私はこだわりがなく、自分のタオトロニクスの安物コードレスイヤフォンで十分満足しているので、「本当の」ノイズキャンセリングヘッドフォンを初めて体験したのだけど、すごい、正面にいる人が口パクで喋ってるくらいにきれいに音が聞こえなくなるなんて。

一応自分のイヤフォンはノイズキャンセリングと書いてあったんだけれど、それでそんなもんかなと思って使っていたんだけれど、これは単なる耳栓効果のみだったのだな・・・と納得した。

 

「いやー買って良かった!ほんとにいいね」とゆうたはずっと満足そうにしている。

今後はゆうたのかきならす電子ピアノが無音になるというのが、私にはありがたい限り。(鍵盤叩く音のうるささはどうしようもないんだけれど)

 

おっちんも家の中で常に大きいヘッドフォンをつけて、ずっと歌を歌っている。その歌声はまあまあ近所迷惑なレベルである。

私はラジオをイヤフォンつけて聞きながら家事をしている。だんなさんもわりにそんなかんじだ。

 

そんなこんなで、うちはとうとう家族全員が耳を覆う暮らしになった。

 

今は家にこもる暮らしで、狭い空間でずっと一緒にいて息が詰まるから、間合いをあける意味でもまあいいかと思うんだけど、なんか変な感じではある。

4人集合するのはご飯のときだけ。

 

大声で叫んでも聞こえないので、同じ家にいるのにLINEをしたり、電話をかけたりして皆をダイニングに召集している。

一日結構ばらばらに過ごしているんだけれど、その分ご飯の時の話は超盛り上がる。大体子供たちがわーわー言って、大人が相づちを打っている。

 

夕飯の後は、だんなさんと二人で30分ほど人気のない夜道を散歩する。

油断すると体力ががくっと下がってくるので、しんどくてもなんとか根性で散歩を続けている。

それでお風呂に入って、本やスマホを眺めていたらもう、瞼が勝手にふさがってくる。

ひとりそそくさと寝室に引っ込み、ベッドでストレッチをしたら、10分後にはブラックアウト。私は基本、寝付きが異常にいいのだ。

 

こうしてコロナ禍の中、我が家の無名的な日々が静かに流れていく。