続・みずうみ

映画のことを中心に、小さく平凡な毎日の中で自分が感じた色んなことを、湖のような落ち着いた心持ちで考えていきたいと思います

世界が変貌を始めている

アメリカで、定収入の人から順次コロナ義援金$1200の一律給付の振込が始まっている様子。

この給付に関して、人々が行わなければならない手続きは全くない。

納税者であれば、グリーンカードを持たない外国人移住者であっても分け隔てなく支給される。

同時に失業者への失業保険給付も始まっていて、通常の失業保険にコロナ特別給付も加えて週$1000。(この額が定期的に給付される)

両方振り込まれた場合には月55万円もの支給になる。

 

ニュージーランドは、先週の段階で全国民の80%に3ヶ月分の給付金の支給が完了しているし、ドイツでも60〜120万円の一時金の振込みがすごいスピードで行われている。

 

スペインは4/5に最低所得保障制度であるベーシックインカムの導入を発表し、カナダは戦闘機F35の購入を白紙に戻した。(ちなみに日本は欠陥機であるといわれている同機を147機、6兆2000億円で購入)

  

世界中を覆っていたグローバル・新自由主義社会が、今回のパンデミックによって大きく変貌しはじめているのを感じている。

多くの人が病に倒れ、まだまだ先は見えない厳しい状況だが、それぞれの国が緊急事態に向かい合い、まっとうな施策が大胆に行われていることは素晴しいと思う。

世界中でロックダウンが行われているため、地球環境も大きく改善しはじめている。インド北部では大気汚染が大幅に改善されたため、ヒマラヤをのぞめるようになったとか。

 

コロナ禍の後の世界は、どんな風に変わっているのだろう?

より弱者に優しい世界になっていると嬉しいと思う。

 

 

そんな中国内では、渋々一律10万円の給付がようやく決定しそうというニュース。給付は8月とか。どこが世界一なのか。後手後手もいいところ。

政府のガバナンスは崩壊していて、各分野からの告発的な内容の情報公開が相次ぎ、あまりに国対応がどうしようもないので、地方自治体の首長が独自の判断を打ち出す流れも大きくなっている。

 

今回のコロナ禍における各国の対応は、その国の「民度、民主主義の成熟度」が分かりやすく比較されるまたとない機会になったと思う。

とりわけ今回対照的だったのが日本と韓国で、日本は今後決定的に国際的なリスペクトを失うことになるだろうし、韓国は東アジアにおけるリーダーとして国際的に認識されることになると思う。

 

今回韓国は、早い段階から合理的で科学的な対処と手厚い国民への保護を迅速に行い、表面に見えている状況や批判に踊らされず、毅然とした態度を一貫させて事態をコントロールしつつあることで、世界に対して信頼に値する文明国であるということを示した。

コロナ禍の中、先日韓国全土で行われた総選挙も今回の対応が高く評価され、与党が圧勝。コロナ対策も万全に執り行われ、過去28年間で最高の投票率だった。

投票率は「政治が人の命を左右する」と国民が強く実感したことも要因のひとつだと韓国メディアが報じていた。

 

 

さて一方、一昨日のワシントンポストの記事が、現状の日本のコロナ対応をクールに総括していた。かいつまんで和訳を紹介します。長くなったので別立てで。