続・みずうみ

映画のことを中心に、小さく平凡な毎日の中で自分が感じた色んなことを、湖のような落ち着いた心持ちで考えていきたいと思います

お金の事実

昨日の首相会見、他のことをしながらちらちら見ていたが、予想通りひどかったな。

非常事態宣言が出されるような緊急時でさえ自分の言葉で語れず、記者の質問を含めて事前に官僚に書いてもらった原稿を一方的に読み上げる事しかできないような人が自分の国のリーダーであるという姿が、どれだけ一人ひとりの気力を挫いたことだろう。

 

てか、正直な気持ち、いつまでこんな茶番やってんやゴルァー!ええ加減にせい!と内心激しく突っ込んでおりました。

 

期待しているような支援策など打ち出されないと内心思っていたから特に驚きはなかった。ただ、なんて格好悪い老人なのだろう、そしてどうしてまともに意見表明することすらできないような人が、ろくなリーダーシップも発揮出来なくても、失政を続けても、嘘や税金の私物化が何度明らかになっても、こんなに長期間、誰にもどうすることもできないのだろうとほとほと感心した。

 

予定調和の質問が終わって去ろうとした瞬間に、記者席から大きな怒声。「これが会見と呼べますか」

慌ててスイッチを切るみたいにNHKの中継が終了した。なりふり構わない仕草に唖然とした。

彼には想定外のことにはまともに対応ができないので見せないという方針が共有されているのだな。全力で従う家来自ら彼をバカ殿認定している・・・。

 

 

ジャーナリストの堤実果氏が著書の中で、「今起こっていることをクリアーに見るためには、誰が何を言っているのかではなくて、お金の流れを見ればいい」と言っていた。

 

本当にその通りで、「ウイルスと闘う」「しっかり」「全力を尽くす」なんて何も言っていないのに等しいのであって、聞いてぷんすかするだけ時間の無駄。

 

来年のコロナ対策の予算は0円のまま通過して、国民が飢えて死なないための支援金は貧しくて財源がないから無理だけれど、IOCがオリンピックの開催判断をWHOに委ねるといった途端に42億円を寄付。昨日新たに170億円を寄付したことがWHOや海外メディアの情報から分かった。

 

「オリンピック、良きにはからってくだされ」という露骨すぎる買収行為。こういうことには即座に200億円以上も出すことにびっくりしてしまう。

他国は今、自国民のために最大限の財税支出をするのに必死なタイミングで、そんなおかしな優先順位の国は日本以外にはないだろう。

 

そしていつものように、国内メディアではこのことはほとんど報じられていない。中国の21億円の寄付はそれこそ自国を棚に上げて批判気味に報じているけれど。

桁違いの額の私たちの税金がそんな使われ方をしていることを、私たちは普通に知る事もできない。

 

いつも感じることだけれど、一体どういうプロセスでもって、どんな権限があって巨額のお金をこんなに簡単に、即座に使う事ができるんだろ。純粋な謎。

どんなフリーパスなシステムなんだ、どんだけすごい権力なんだとびっくりする。

これだけ生活に困っている人が悲鳴を上げている災害の最中だというのに。

 

 

どんだけきれいごとを言おうが、こうしたお金の事実が政府の意思や優先順位を明快に指し示している。

 

私にはコロナウィルスより、今の政府の方が怖い。

状況が状況だけに、切り捨て感が極まって来ている。

この国に暮らす一人一人よりも、権力者の保身や利益を何より優先する人たちには、一日も早い退場を。

 

日常をしっかりやりつつ、フツフツと怒りの気持ちを持ち続ける。

自分自身や大事な人たちの幸せと、この先を担う子供たちのためにも、間違っていることは間違っているし、嫌なものは嫌だと、小さくとも意思表示していこうという気持ち。