続・みずうみ

映画のことを中心に、小さく平凡な毎日の中で自分が感じた色んなことを、湖のような落ち着いた心持ちで考えていきたいと思います

politic

時代遅れの人々

来月の東京都議選に向けた東京維新の会の公約を読んで、ものすごい時代遅れ感にたまげた。す、すごい。今、これを堂々と言うのか。 いまだに新自由主義をガンガン推進しようというこの感性って一体何周遅れなのか・・・。もはや反知性主義的と言ってよいほど…

バイデン政権の経済政策について

先週、複数のだんなさんと同じ業界の知人から(自分たちの業種でももらえる)とある給付金の存在、締め切り間近になって気付いて今慌てて申請しているんだけど、知ってた?もう済んでる?と連絡が入ったのだった。 もちろん知らなくて、情報に感謝しつつ慌て…

ワクチンどうするか

マスクさえしていれば大丈夫と思いたいのに似たマインドで、ワクチンさえ打てば大丈夫という向きが強まっている。 逆に、コロナウィルスワクチンの是非について意見を述べることはとても言いにくい嫌な感じ。ワクチンがイデオロギー化していることの表れだと…

ばかなのかなばかなんだろうな

緊急事態宣言が6/20まで延長されたという。 そして、緊急事態中であってもオリンピックはやるという。 ほんとうにほんとうに、ばかみたい。 まともな補償もなく、同調圧力で休業/時短営業させられている業態については死活問題だが、自分周りの街中の風景に…

踏まれた足とは ③

【福祉に繋げることが正解なのか】 安易に福祉に繋げることについての懸念は、私も質問者の方と同意見である。 もちろん中には立派な仕事をされている人もたくさんいるが、この国の児相や警察や学校といった公的機関一般に対して、自分が全面的な信頼を置い…

踏まれた足とは ②

【自己責任の思想について】 児童が妊娠するということへの受け止めの軽さと並んで、私が受け入れがたいと感じたもうひとつの点は、内面化された自己責任論、自立についての認識だ。 誰も友達の人生の責任は取れないんですよ。もちろん未成年だから、保護者…

「世代の痛み」⑤弱者の時代をどう生きるのか

【政治参加しない団塊ジュニアとSEALDsの登場】 (上野)今の貧困や生きづらさは人災だと私は考えています。 これを変えるには、政治を変えて再分配を考えなくてはいけない。 格差が大きくなればなるほど非効率になり次世代にツケを回すスパイラルに陥るから…

「世代の痛み」④団塊世代の親子の軋轢

〈団塊世代の特徴〉 婚姻率が高く、婚姻が安定している 専業主婦率が高く、離婚率が低い 男性の正規雇用率が高い 持ち家率が高い 厚生年金がある 妻は夫を見送れば遺族年金が3/4入り、持ち家も相続できて老後が保証される 〈団塊ジュニアの特徴〉 婚姻率が低…

「世代の痛み」③なぜ非婚化と出生率の低下が加速しているのか

【団塊ジュニア以降は、どうして非婚化、非出産化したのか】 (上野)1960年代には結婚したことがある人の割合は男性97%、女性98%。 2015年の生涯未婚率は男性24.6%、女性19.4%。男性は経済力のある人は結婚し、ない人は結婚をしていない。女性はそれほ…

「世代の痛み」②1985年以降の雇用の歴史と格差社会

【雇用環境の変化の歴史】 (上野)新自由主義が女の世界に食い込んできたのは1985年「男女雇用機会均等法」の制定が始まり。それまでは、女はどれだけ頑張っても報われなかったからです。 しかし使用者は巧妙で、あっという間に(女性の仕事を)総合職と一…

「世代の痛み」①新自由主義の精神について

【団塊の世代は子供世代に社会や政治について考えることを禁じた】 (上野)1967年、家を出て京都の大学に入りました。当時の娘は、家を出ようと思ったら結婚か進学しかなかった。大学でデモを初体験しました。 全共闘の高揚感は日常化するとあっという間に…

「世代の痛み」団塊ジュニアから団塊への質問状

森元会長の女性差別発言を発端としてジェンダーに関する言論がにわかに活発化したけれど、そのなかで特に面白かったものに、Choose Life Projectの「#わきまえない女たち」と題された2時間ほどの配信動画があった。 20代から50代までの総勢25人の多様な女性…

オリンピックひどすぎる

詳細ぼやかして書くが、しばらく前に、ある人からだんなさんに内々に東京五輪の大会運営に関わる仕事の打診が来て、「まじでやるのか」とたまげていた。 電通は降りたらしいが、別の某代理店が請け負って水面下で準備を進めているということだった。 だんな…

森発言その周辺に思うこと

ここ一週間、森会長の女性差別発言から辞任に至るまでのもろもろの何から何に至るまでが残念すぎて、オリンピックに白けきっている。 今回問題視されたジェンダーに関しての考えは、別立てで。 この案件が浮き彫りにしたことについて、自分なりに思うこと。 …

さらに覚書

さらに覚書。 資本主義(キャピタリズム)について。 今、アメリカで起こっていることはイデオロギーの戦いという側面はむしろ副次的で、根底には許容しがたいほどに拡がった激しい経済格差と不平等感、1%の者に富を集中させるための完成された搾取のシステ…

トランプとトランプを支持する人々について思うこと

先述の「町山智浩のアメリカの今を知るテレビ」は、低予算のシンプルな作りの番組だけど、毎回現地取材と、自らインタビューをした情報がベースになっている。 日本のニュースショーは、もはや第一次情報のメディアとは言えなくなっているので、基本を普通に…

政治が無能すぎる件

4時頃から赤ん坊が1時間ほどもジタバタあんまり元気に体を動かしているので、もう眠るのを諦めたらこてんと寝てしまった。 今日はゆうたは学校休むと言っているのでお弁当もなし。まだ夜明け前にぽかんと一人起きている。 夜中の授乳でひどく喉が乾くので、…

コロナ禍の師走、自分の薬

赤ん坊の世話に追われ、クリスマス感などまったく感じないままに年末に突入している。宅配の生協を2つ駆使してスーパーにも最低限しか行かないし、関東圏でこれだけコロナの感染者数が急増していると、ほんとうに出足が鈍る。 数日前、実家の母とも話して、…

「私はあなたのニグロではない」

2016年アメリカ・フランス・ベルギー・スイス合作/原題:I am not your negro/監督:ラウル・ベック/93分 有名無名の書き手がコラムやエッセイなどを掲載するプラットフォーム「cakes(ケイクス)」で、立て続けに炎上している件が気になっていた。 ひと…

ジョン・マケイン氏2008年のスピーチ

バイデンにようやく当確。 彼が全てを一足飛びに解決してくれるわけはないし、地に堕ちた信頼を取り戻すのは簡単ではないし、人々の分断の溝はあまりに深いが、デモクラシーが首の皮一枚で繋がったと思う。 同時に僅差で、トランプの得票数も相当なものだっ…

「パッチ・アダムス」

昨日は偶然トランプの会見の中継を見てしまって、あまりの見苦しさに絶句してしまった。1分以上は見られない代物だった。 大阪市の住民投票の時も維新の松井知事に対して思ったことだけれど、自分の気に入らない事、突きつけられた批判や矛盾に対する彼らの…

家庭の問題

ジェーン・スーの「生活は踊る」の人生相談コーナーが好きで、時々ラジオクラウドで家事をしながら聴いている。スーさんの返答はいつも、通り一遍のものではなくて納得性がある。 いつも世の中にはいろんな人がいるなあと思いつつ聴いているのだけど、こない…

「シカゴ7裁判」

2020年アメリカ/原題:The Trial of the Chicago 7/監督:アーロン・ソーキン/130分/2020年10月9日〜日本公開 元々法廷劇は好きなので期待して見たけれど、すごく面白かったし、歴史の勉強になった。 折しもアメリカ大統領選挙間近のこのタイミングでの…

アフターピルにまつわる色々

日本を取り巻くアフターピルの現状について詳しく知ったのは、今年の7月にsession-22の特集を聞いたことがきっかけだった。 それは、今年の3〜6月にかけて、コロナ自粛で家にいる期間が増えることによって若者を中心に予期せぬ妊娠や避妊に関する相談が急増…

日本芸術会議の推薦メンバーの任命拒否のニュースについて思うこと

新総理による日本芸術会議の推薦メンバーの任命拒否のニュース、「いつもの政治のやり口」が繰り広げられているさまを、半ば呆れつつも怒りをもって見ている。 先日このブログで紹介したドキュメンタリー「監視資本主義」の中に現代の政治家がSNSのアルゴリ…

一体何がしたいのか

最近までずーっと自宅待機が続いていた神戸の観光ホテルに務める妹に、最近仕事はどうかと聞くと「最近急にいきなり忙しなったわ!GO TOでさあ〜」と言う。 「でもさーあかんで、あれ。やりすぎや」 聞くと、お客さんは基本全員GO TO トラベル適用らしいのだ…

デモクラシーの危機

朝一番、周庭(アグネス・チョウ)さん釈放のニュースを見て、ひとまず心からほっとしている。警察による拷問をとても心配していたので。 昨日、彼女が後ろ手に手錠をされて連行される映像を見た後にこのインタビューを読んでいたら、無性に涙が出てきてどう…

優生思想

目まぐるしく天気が変わる日曜日。 からりと晴れ、暑くなるかと思いきや、スコールのような雨が降ったり、止んだり、またしとしと降ってみたり、光が射したり、夕立みたいに暗くなってまた土砂降りになったり。 梅雨というより、もはや熱帯性雨林気候みたい…

れいわの大西つねきさんに対する処分に思うこと(2)精神的自立と正しさのもつ攻撃性

今回の一件で、個人的にもっともインパクトがあったのは、日本人というのは、自分を含めて、精神的に「自立」をしていない人たちだということをまざまざと見せつけられたことだった。 それを良いとか悪いとか言いたい訳ではない。 事実として、この国は良く…

れいわの大西つねきさんに対する処分に思うこと(1)対話の未熟さ

今回の大西つねきさんの発言と、それに対するれいわ新選組の一連の反応を興味深く見ている。 特に、一昨日の党の記者会見と、それを受けての昨夜の大西さんの釈明会見は良くも悪くも予想を超えた内容で、今回の一件にとどまらない多くのことを考えさせられた…